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薬物の規制法、自殺の機構

131 :名無しさん@おーぷん :2016/08/10(水)12:34:57 ID:gHX ×
最新の動画みたので、公式経由でこちらに
動画最後での理念の部分を見た時に、半年前にみたこの情報について思い出したので、こちらにも

・薬物の取り締まりはなぜ失敗するのか、どうすれば撲滅できるのかを解説したムービー
(http://gigazine.net/news/20160303-war-on-drugs/)
(http://www.nicovideo.jp/watch/)

軽く調べた範囲では、スイスの「ヘロイン配給プロジェクト」は1994年1月から開始されたそうな
日本語で分かる範囲だと証拠となるデータがないので、何とも言えないけれど
次レス以降で少し感想をば

132 :名無しさん@おーぷん :2016/08/10(水)12:55:38 ID:gHX ×
ここからは感想だけれども
人は、禁止された事には不自由なんだと思う
意識できない事、つまり見えないもの、聞こえないもの、触れないもの、イメージできないもの、考えが及ばないもの

禁止されると、人間はその対象を意識から排除しようとする
しかし、PTSDや解離性障害、果ては日常的な「夜間布団の上でゴロゴロ一人反省会症候群」に至るまで
人間の意識制御、特に抑圧技術というのは実は脆く脆弱で、すぐにその記憶が蘇る

ただし、これは「失敗」というより「自己治療」であるという意見もある
PTSDの子供がトラウマ場面を遊びの中で表現するのは良くあることで
これは、何とかして記憶を再構成しようという試みとも言われている

例えば、不安障害の治療法としては「敢えて不安・恐怖対象の近くに居続ける」が推奨されている
不安・恐怖対象を近くに置くと、覚醒水準が上がり対象をしっかり意識し始めるそうだ
その状態を持続すると、不安感や恐怖感が低下していくことが分かっている
PTSD治療で有名なEMDRも、「凍りついた記憶を再処理することで治療とする」が原理だとか

「コラム 脳みその再プログラミング」で述べていたことは、まさにここら辺にあるんじゃないかなと
独力による意識的な努力だけだと、苦痛回避の為に中途半端な記憶への暴露しか行われないが
外部的な力(何らかの体験、お薬、治療的介入)によってそこを飛び越すことで、再処理・再構成が行われるんじゃないか

世の中にはいわゆる医学的・心理学的・社会福祉的な治療に乗らない・乗れない人は沢山いる
(あるいは、そういう仕組みに乗れるならいずれは自力で適応できるのかも知れないが)
そういう意味で、ここで扱っているようなお薬を使って社会に帰っていく人のルートは必要ではないかと思った

余談だが、私は良く母に「嫌いでも、一口で良いから齧ってみなさい。嫌なら吐き出せばいいから」とよく言われて育った
あれは今思い返すと良くできていて、排除して意識化に置けないものを
味覚というプリミティブな知覚を経由して意識下にバッチリ置くことで「苦手状態」の解除を試みたものなんだろうなと
133 :青井硝子 :2016/08/10(水)15:39:31 ID:K20(主) ×
>>131-132
まさにその通りで、代弁してくださってありがとうございます。
人間は農耕ができるようになった時くらいからずっと、サイコアクティブな植物(酔える草)を育てているらしいです。
胡散臭い説ですが、米や麦ではなく酔える草を育てるために農耕が発明されたと唱える学者もいるくらいです。
たとえば戦争でニューギニアに取り残された島田覚夫さんは、畑を切り開いて食料生産が軌道に乗るか乗らないかくらいのときにはもう既にタバコを植えてました。
だから酔える草は、主食と同じくらい人間にとって重要なものです。
紹介いただいた動画にあったように、No quarter政策で容赦無しに排除することは到底できないものなのでしょう。
アメリカがそういう強行策を取ったのは、おそらく国内にモルモンやアーミテージやピューリタンなどの戒律が厳しいキリスト教徒が一定数を占めていることが関係していると思います。
翻って日本ならそういった宗教的な縛りが緩いので、この試みは成功するのではないかと。

脳みその再プログラミング効果については、自分もああ書いたんですが、「確かに強力なものがある」ということだけしかまだ分かってないんです。
作用機序がよく分からない。NLP的な治療法(恐怖対象や自身の感情の動きを言語化して理解する)ともまた違うし、
あえて言語化するのであれば「リセットされる」が一番近い。
執着していたものがどうでもよくなる。「こうしなければならない」が「こういう風にもできる」になる。
それがどのようにして起こるかについて不明。ですが、なぜそれが必要だったかについては糸口が掴めています。

仮説1はコラムの通り、子どもと大人のルールの違いをモラトリアムなしでスムーズになじませるため。
しかしこれだと、主に大人がちょくちょくサイコアクティブ摂取をする理由にならない。
仮説2として、人間はしばしば脳みその短絡化作用が誤作動を起こし、それをほぐすことが必要である、というものです。
たとえば怒り。反射的に沸騰させなくちゃいけないので、考える前に行動する必要がある。考える前に行動するには、いくつかの条件を覚えておいて(たとえば誰それの顔、叩かれた衝撃など)それが合致したときに考えるより先に怒りを発生させるようになる。脳みその短絡化です。
この短絡化機能、自然界で生き残るためには重要ですが、社会で生きようとすると途端に厄介なエラーを頻発するようになります。
昔の人は間違えて短絡してしまったシナプスをリセットするために、DMTのような外部刺激に頼ったんじゃないでしょうか。
それが酒やタバコやマリファナや他のドラッグでも起こりうるのかは分かりませんが、少なくとも深酒にはその効果があり、そして体と脳へのダメージがでかいです。

136 :名無しさん@おーぷん :2016/08/10(水)22:20:46 ID:gHX ×
>>133
①日本において国営のお薬配給プロジェクトが発足し得るか否か
結論から言えば、「分からない」というのが正直な感想です
科学・金銭といった価値基準においては問題がないと思うけれども
染み付いたイメージの払拭や、暴力団党の利権などを考えるとどう転ぶかは分からない

個人としては、「禁止より制御・活用していく方向の方が良いなあ」と思うけれども
「日本人は攻撃力が低くて防御力が弱い」がここでも通用するなら、発足するかもという希望もある
ただ、知らなければ判断もできないので、こちらから立法・行政に働きかければあるいはという感じも

②人間の不適応状態突破の為の再プログラミング機能について
・仮説1
大人であっても既存のパラダイムでは対処できない問題が生じた時に、新しいパラダイムを構築する必要があるんじゃないかなあ
成人になってからもパラダイム・シフトを効果的・効率的に補助・維持できるからこそ、宗教には意義があるようにも思える
特に、日本人は攻撃力の高い魔法使いが多い訳で、掛けられた呪いを定期的に解除する必要があるのでは?

宗教における役割はそこにあり、身近な例でいえばお正月に心機一転させるのも、「既存ルールからの解放」のマイルドな形なのかも知れない
薬によって意識水準や質が変化し、宗教によって何らかの方向付けがされると良いのかな
(そして、何故か岡田斗司夫が紹介していた「スリランカの悪魔祓い」を思い出した)

・仮説2
シナプスの誤配線という解釈で良いのかなと思ったり
少し違うけど、モノアミン仮説で有名な抗うつ薬は、長期的には受容体の減少を誘起することで治療となるとか(ダウンレギュレーション)
ASD・ADHDや統合失調症も神経伝達物質の量的異常という説があるくらいなので、受容体の多寡は大事だったりするんだろう
アポトーシスが働かない場合、外的な要因によって制御する事が良い結果を生むのかもしれない
もちろん、単純に血流・伝達物質が増加・減少するっていう説も成り立つけれども

137 :名無しさん@おーぷん :2016/08/10(水)22:37:35 ID:gHX ×
これはスレ違いになるけれども
抑うつや自殺というのは、進化で勝ち得た「機能」であるという説もあったり
厳しい環境に置かれた時、無理に順応するよりは耐えている事が適応的な場合も進化の過程ではあった
(寒かったり扱ったり、餌が取れなかったり外敵が多かったりとか)

そういう時に、活動性が向上したままの奴はエネルギーや資源が無駄にして死んでいく
逆に、活動性が低下した奴の方がチャンスが巡ってきやすかったりする
(これは、うつ病の診断基準すべてに適応できる。睡眠や食欲は言わずもがな、
悲観的な考え方だって、本当に最悪な事態だったら悪い想像してた方がリスク回避には良い)

ここに、種の保存と言う観点が入ると自殺も説明できるとか
自分が不適応で能力的に劣っている場合、種を活かす為には種の負担を減らす必要がある
食料が必要ないように、コストのかかる性交などがしたがらない様に
他の個体と合うとコストが掛かるから、あまり会わないように
最終的には、自分が居ない方が逆に自分の遺伝子や種が残せるなら自殺しよう、となる

自殺の3要素は「負担感の知覚」「自殺の準備性(苦痛に慣れているか否か)」「所属感の減弱」であると研究で指摘されていて
「自分が他の誰かと繋がれてない」「どこにも居場所がない」ってのが自殺のトリガーになり易いとか
逆に言えば、どれだけ辛くても所属感に満ち溢れていれば自殺は発生しにくくなる
宗教や儀式、良いお薬で他者や神と繋がっている感覚を持てている間は死なないのかもね

139 :青井硝子 :2016/08/11(木)08:11:17 ID:YVx(主) ×
>>136
国営のお薬配給プロジェクト、今考えているのは>>97資格試験の財団法人化です。
アロマテラピーのように美しい外見を着せ、使用方法や歴史やシャーマンの知識を資格試験という形にし、
得られた利益を役人か政治家かの有効な公的立場の人に袖の下。
コミケ運営と一緒ですね。
アロマテラピーなみに有名になれば、毎年4億ほどのキャッシュフローが得られるらしいので。
ただ、この手段だとビビッドな尖った面白い部分が骨抜きにされる危険もあるかな。
いや捕らぬ狸のなんとやらかな。でも当面はこの方向で行こうと思ってます。
問題はどのタイミングで誰に話を通せばいいか……。

>正月に心機一転
お屠蘇は昔もっとどぎついサイコアクティブだった説。
子どもでもお酒が許されるのってお屠蘇くらいですし、何か昔に儀式的なものがあって
今それが形骸化して残ってるんじゃないかな。そう考えるとめちゃくちゃ面白い。
140 :青井硝子 :2016/08/11(木)08:52:16 ID:YVx(主) ×
>>137

自分がいない方が種が残せるというパターンは、ハチのような半倍数性ではない私たち人類には本来ありえないはずなんですけどね。
でも実際そうとしか解釈できない現象が多々ある。
なので、自殺についての新しい進化的解釈を。学生時代にこれをおはじき理論と名付けたんですが、誰も取り合ってくれなくて。

仮説:自殺に至る条件が複数あり、それぞれが個体の生存に有利だが、合わさると致死的になる。

仰った自殺の3要素を遺伝子のモジュールと見なし、それぞれABCとする。
Aを持つ個体は、持たない個体より1.3倍ほど生存率が上がるのでAはその集団内に広まる
Bを持つ個体は、持たない個体より1.4倍ほど生存率が上がるのでBはその集団内に広まる
Cを持つ個体は、持たない個体より1.2倍ほど生存率が上がるのでCはその集団内に広まる

ここでABCすべてを持つ個体が出てきて、ABCそれぞれが干渉しあってその個体だけ生存率が0.9倍になる(20人中1人が子を作る前に自殺し、生まれるはずだった2人の子どもの可能性が消える)
しかし、A、B、C、それぞれの遺伝子は個体の生存に有利なので、消えることはない。
おはじきゲームのように、重なると生存率が下がって取り除かれてしまう。なのでこの三つは集団内を常に浮動している。

結論の「所属感に満ちあふれていれば自殺は発生しえない」は同意です。
3つのトリガーのどれかをロックすれば自殺は発生しないはず。
そうすると、おはじきモデルでいくと次どうなるかと言えば、ABCを持つ個体の生存率が1以上になる。
そうすると、A、B、C、それぞれの遺伝子は集団の隅々まで広がる。

ABCはおそらく社会への帰属に関わっている。負担感はつまり気を遣える人だし、苦痛への準備はMっけのある人だし、所属感は社会が好きな人。
気が遣えてちょっとM入ってて、社会と関わると幸福になれる人。
これが優占するのか〜……。じゃあオレ淘汰されるってことじゃん。自ら広めた文化で自分の子孫が絶えるとかどんな皮肉だよ

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