Loading...

理念

この協会の理念

■自治

薬物の害を最小限に抑え、きちんと酔えるようにする。

→諸外国でされているような、クラブで出回るケミカルの種類や量の入り口調査は効果的だが予算がないため不可能。なので現状、その信頼を ①植物由来であること ②植物の形が判別できること に頼って担保している。

もし今後、予算がついたり調査キットの種類が増えて安くなったりすれば、ケミカル(LSD、MDMA、敬愛するシュルギン博士の発明物質全般)の選択肢も増えると思われる。しかし現状は自己防衛&事故防止のため、入り口を絞って情報集積をすることで安全を確保している。ユーザー数が統計上の一つの基準値である2000人を事故なく越えた時、新しい植物を用いた別の入り口を検討する。

■功利主義

社会の役に立つ方法を探り、宣べ伝える。

→これまでは酔うことに意味がなかった。敢えて意味を付けるなら、どうしようもない現状からの一時的な逃避としての手段だった。
しかし近年ネットの発達が進み、社会内外に転がっていた情報にアクセスできるようになった。すると諸人が抱える諸問題に対応する明確な解決策にリーチするコストが下がり、それに伴って生兵法による事故も増えてきた。この協会はその問題自体の集積と解決策の集積を企図し、以て社会に益するものと規定する。

道具主義

科学的モデルは事実の近似値にすぎないとする。

→社会における未解決問題とは、科学発展の手が及んでいないからこそ未解決の問題であることが多い。そこでこの協会では、科学の範疇外の主観的認識も取り扱うこととする。

しかしこれは極めて危ない分野で且つ不毛な争いも絶えない。よって、主観的認識を取り扱う場合は必ず ※主観的情報です という注釈を入れる。この注釈がついた情報を実践することは、現代社会のこの発展具合では解決できない別種の問題を引き起こす可能性があることを示唆する。よって、現状に別段不満や問題のない人は手を出さないこと。サイケデリクスが規制されたり隠されたりしてきたのは、この点にも拠る。

なお、再現性の取れている情報については ※再現性が高い と注釈を入れる。
主観的情報であっても、ある程度再現できて他人も実践できるような情報の場合、※複数報告あり と注釈を入れる。

薬草協会ができるまでの経緯:

 曖昧な人たちが、シュルギン博士の研究結果を悪用して「合法ハーブ」と呼ばれるものを雑にばら撒く。

 国が物質名で規制。しかし化学式を変えてくるいたちごっこが続き、どんどん毒性が上がって「危険ドラッグ」となり、最終的に十数人の死者を出す。

 その最後の方で、危険ドラッグを吸った暴走車が池袋の繁華街に突っ込む。

 そのはす向かいにいわゆる「無敵の人」がバイトで警備員をしていて、すごく怖い思いをする。

 無敵の人はその時、危険ドラッグ撲滅運動をしようと思い立つ。

 撲滅方法として、世界中の酔える草花を集めて試してその情報を公開し、悪い人の手を介さず誰でも酔えるようにし、酔いの価値を下げ、危険ドラッグの値崩れを企図した。そうして同人誌「煙遊びと煙薬1~4巻」が出来上がる。これらも規制されるようなら、むしろ規制させまくって規制の引き倒しを狙っていた。

 しかし、この時ちょうどWHOが「薬物の害は規制するから発生する。無用な規制はやめたほうがいい」と発表。日本も(おそらく)それに従った。これにより活動の方向も「より安全に酔えるように、社会の役に立てるように」という方向へ転換する。

 ジャック=イヴ・クストーさんが様々な潜水手法を実験してダイビングを発明したように、あらゆる精神世界への入り方を「煙遊び」と称して自分の身体で人体実験し、同人誌「煙遊びと煙薬5~7巻」が出来上がる。この中でスキューバダイビング並みに安心安全に酔える方法を確立していった。

 健康を害さず安全に酔う方法の翻訳と輸入、洗練により、当初の目的であった値崩れ達成。酔うためのコストが極端に安くなる。しかし今度は健康被害が発生。個人の輸入業者が乱立したために、一部で混ぜ物による嵩増しをされたとみられる粉が流通し、安全が損なわれ、それ自体が危険ドラッグ化する。輸入段階で粉状になっていたり、国内で第三者の手に渡って小分けにされた粉末を買わないよう呼びかけるとともに、木の皮や葉っぱ丸ごとの状態で誰が見ても混ぜ物がないと分かる適正な流通をするよう呼びかける。

【感想】結局のところ、この一連の流れは権利闘争の一種なのかなと。クロマニヨン人の時代から幻覚植物は使われており、何らかの精神活動と深く関連しているように見受けられます。そこを法で規制したり制限してしまうと、精神を壊したとき復帰に時間とコストがかかりすぎるため、新しいことにチャレンジし辛く、働き辛く、犯罪の二次的被害が拡大し、結果として社会が支払う総コストが高くなります。

 ということで、ここでは「耽酔権(たんすいけん、誰でも自由に酔うことができる権利)」というものを主張します。

 権利を主張する以上は、それに付随する義務があります。それは、酔う前より酔ったあとの方が健康になる手段しか摂らず、それに依存せず、周囲の若く判断能力のない人を守り、また酔っている最中は自衛力がなくなるため安全に自分の周囲の環境を整える。この四点が個々人に係る義務です。ここではその手法を蓄積し公開していきます。

 それ以外のもの、つまり健康を害するような酔いは愚行権の範疇と捉え、誤った情報または不完全な情報で個々人が道を踏み外すことのないよう別のフィールドで本質的情報の開示に努めます。(Aさんはaがしたい。しかしaをどうやってしたらいいか分からない。別の人がホラaだよと言ってbを渡す。bすっごい毒、みたいな。情報が少ないためaはaだが「使い方をわざと間違えさせる」とかも発生している)

そこで今後の予定として、フェイルセーフを担う組織作りを目指していきます。2018年現在の日本では、フールプルーフ(=ダメ絶対!的な広報)はしっかりと機能しています。もしそれが何らかの理由で機能不全を起こした場合に備え、一度間違ったとしても大丈夫な部分を担いたいと思います。そしてそこに触れた人がいたらその人に対し、①それ以上深いところに潜ると死ぬ危険があること、②それでも潜る人に向けて最低身につけなければならないこと、③そして、未科学だけれども疑似科学や洗脳といった悪意を除いた低リスクな別の解決策 これらを提示すること、これをもってフェイルセーフとし、十全に機能するよう努力していきます。

2014年12月 手作り同人誌「煙遊びと煙薬」1巻が発売される。雑草タバコを特集する。

2015年8月 煙薬2巻発売。世界中の薬用植物の種を仕入れる。

2015年12月 煙薬3巻発売。アヤワスカアナログの存在が示唆される。

2016年8月 煙薬4巻発売。アクミナータ/モクロベミドの組み合わせでアヤワスカアナログに成功。

2016年10月 サイト「青井堂」が立ち上がる。クラウドファンディングが行われ、掲示板で情報交換が始まる。

2016年12月 煙薬5巻発売。

2017年2月 アカシア茶のお茶会が初めて開かれる。青井堂改め薬草協会に名前を変更する

2017年4月 お茶会が不定期開催されるようになる。

2017年11月 土地を提供してくださる方が現れたおかげで、クラウドファンディングの最後のゴールに設定した野山でのリフレッシュ施設建設の目途が立つ。それに向け、三重に入植小屋を建てる。

2018年1月 作った小屋に引っ越し。

2018年3月 農場を開拓しはじめる。

2018年6月 小屋を増設する。

2018年7月 土づくりが軌道に乗って、苗を育て始める。

2018年10月 現地でイカロの歌い方を修行してきた方を招き、イカロお茶会を催す。

2018年10月 グリーンハウスが増設される。

2019年7月11日 何重もの審査を経て、楽天にて「酔うお茶 アヤワスカアナログ」としてアカシア コンフサのお茶が販売開始される。自分の中でこの日を「日本がアヤワスカフリーになった日」とし、記念に毎年ケーキを食べることにする。

2019年9月19日 何もしていないのに楽天から販売停止を申し渡される。自分の中でこの日を「大企業はこれだからの日」とし、記念に毎年豚足を食べることにする。

2019年9月23日 国内でおそらく最高峰と思われるシャーマンに出会う。