Loading...
未分類

大阪お茶会の感想

お茶会が終わると、お茶だけで問題にリーチできなかった人のことを考えてしまう。

二パターンある。愛が認識できない人と、愛を認識しているが必死に目を逸らそうとしている人。
愛という単語が臭いなら、セロトニン酔いと言い換えてもいい。

前者、愛が認識できない人の表現型としては、勉強をする、知識で何とかカバーしてリーチしようとする、精神的DVなどで家庭が機能していないか崩壊している、などある。
お茶会開始の一時間前に女性から電話が掛かってきて、「息子が咳止めのODで措置入院で…」という話を聞きながらお茶の用意をした。そのODした息子が並べた書籍の背表紙をつらつら読み上げてくれたので、彼が何をしようとしていたかよくわかった。マルクス主義から続く唯物論を理解し体験で否定することにより愛を証明しようとしたのだろう。まあそうなるよね。
息子がそんな苦しい思いをせずとも、ただその電話口の母親が、彼女曰く「息子の気持ち悪い知識や行為」を認めてあげればよかったのに。理解できずとも認めてあげられれば。そう思わざるを得ない。しかし現実はそうならなかった。

後者、愛を認識しているが必死に目を逸らそうとしている人の特徴として、ペットを飼っている、他人からそれは愛だと指摘されても絶対に認めようとしない、上書きをするかのように何か別のものに依存している、などがある。その別のものとは、キノコやお茶やLSDなどトリプタミン系が多い。
前回の大阪お茶会は、依存被依存関係からくるモノアミン酔い(暴力や怒りや憐憫)に溺れて抜け出せなかった人が結局抜け出せないまま終わった。今回は愛を拒絶している男性が、自分でもそうと気付かず夜中九時までツインソウルズ?について語っていた。自分はそれを聞きながら「で、何て言ってほしいの?」としか言わなかったが、最後に自分が発した、人を愛したことがあるか、という質問がクリティカルだった。彼はNOと答えた。そこにリーチするお茶以外の技術や人脈を今なら持っているが、彼はそれを全て拒否した。目には怯えの色が見えた。

愛は怖い。

これは愛を感じたことがない人にとってはほぼ確定で共通している。
自分の場合は先に恐怖が麻痺していたから、幸運なことに順序良く回復できた。が、これは先の見えないジェットコースターの入り口に立っているようなもので、たとえ出口から出てきた人から「これめっちゃよかったよ」と聞かされても乗ることができない。
愛を感じられなくなったor目を逸らすようになった理由というのは人それぞれだが、なにやら人智を超えた理由すらあるように見受けられる。

ただし光明もある。群馬では「愛などしゃらくせぇ」と泣き叫びながら誰からの愛も全て拒絶した女性が、大阪お茶会では愛を受け入れるようになっていた。一回のお茶ではリーチできなかったけれども、そこからの生活で何かきっかけを掴んだのかもしれない。
お茶は飲んでいる最中より飲んでからの一ヶ月が勝負。頭が柔らかくなるから、その一ヶ月の間の生活習慣がその後の人生を大きく左右する。「まあいっか」と愛を受け入れる素地ができたきっかけは何だったのか知る由もないが、お茶会を開いて本当に良かった。素直にそう思う。

 

愛とは関係がないが、他人の出す悪いものを吸ってしまう人が相談に来ることも多くなった。自分はそのパターンを「天然もの」と名付けている。
天然ものの特徴は、神や霊などを身近に感じている、直感が常に冴えている、神社とか好き、美容院やネイルサロンなど他人に触れる仕事をしていると時折どちゃくそ疲れる、基本ポジションが上に上がっている、などある。なお少しスピった話を天然ものの人と話すとすぐにわかる。共通した特徴のある宗教観や人生観を持っているからだ。
大阪お茶会に来てくれたこの天然ものの人も、夜遅くまで残って自分と話をしていた。しばらく適当に雑談をしていたのだけれども、スピった話になってくると、何か耳小骨の辺りを小突かれるような感触がした。振り向いても誰もいない。自分は普段こんなことないので、スピった話のついでだと思い上昇して「この自分の耳を小突いている人と話させてください」と言ってみた。すると不思議なことに、マジで声が聞こえてきた。その何者か曰く、
「目の前のこの人はクリーナーとスピーカーの役割を負っている。周囲の悪いものを集めて捨てるのと同時に、同じ役割を負っていて大変な思いをしている人にその捨て方を教え伝えることができる。だから、彼に分かる言葉でその技術を詳しく話せ」
とのことだった。
言う通りに伝えた。他人から受けたエネルギーを上昇して捨てる方法や、受け取らない方法、別れた後の切り方までしっかり。それが彼の今後にどう影響を与えたのかはこれまた知る由もないが、きっと役立ててくれることだろうと思う。

大阪お茶会、開催してよかった。まだまだお茶以外に学ぶべきことがたくさんあるけど、実地訓練が自分にはやっぱり一番合っていると感じたイベントとなった。

そうそう。有志が黎明という本を貸してくれた。
今までスピ民からもサイケ民からも事あるごとに勧められてきた本だったため、楽しみだ。
冬の間に読んでみよう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*