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心的事故防止のための手引き

 いくつかの「向こう岸とコンタクトを取るコツ」みたいな情報を公開したために、緊急電話に向こう岸と接触してしまい混乱をきたした人からの電話が多くなってきました。
 そこで、向こう岸と接触する際の注意点や絶対すべきでないことをまとめました。
 もし既にこれらをやってしまっていた場合、ヒーラーさんに相談してください。
 自分が思っていたよりも向こう岸の存在からの干渉は多く、また影響力が大きいものでした。いやー正直舐めてました、ごめんなさい。

■絶対やめたほうがいい
・契約を交わす
・取り憑かせる

 向こう岸の存在と接触すると、最初は驚きと嬉しさ、戸惑いと恐怖、畏怖、狂乱など多様な気持ちが発生すると思います。でも落ち着いてください。こちらから許可を出さなければ大体は何も起きません。向こうからアマテラスーとか○○大神ーとか騙ってくるパターンも散見されますが、だいたいは低級な動物霊です。
 問題となるのは、それらにだまされるかして取り憑きを許してしまったり、契約を交わしてしまった場合です。
 自分で取り憑かせてみたところ、まず上昇していないのに声が聞こえるようになりました。統合失調症のなかでもよくあるやつです。訓練していない場合、自分の意思とその霊の意思を混同してしまいがちなのでとても危険です。ムカデさんを取り憑けた時は、高速道路を小室哲哉の曲かけながら爆走したくなったり、スーパーでやたら高級食材を買い込みそうになったりしました。肉塊さんを取り憑けた時はやたら清い水を飲みたくなったり風呂に入りたくなったり、物語構造を勉強したくなったり。
 龍や悪魔の時もかなり特徴的な症状が出ました。取り憑けたものそれぞれに、好みの差のような特徴があるようです。
 恩恵がある場合もありますが、必ず見返りを求めてきます。小学生が米軍にギブミーチョコレートするようなもので、最終的に破滅的な影響が及びます。
 それでも取り憑けたいと願う破滅願望持ちの方へ。最低でも契約期間だけは絶対に事前交渉しておくよう勧めます。それ無しで交わすと肉体が死んでも契約が自動更新されるようで、次の生に認知の歪みと思考の空白を持ち越す羽目に陥ります。

●取り憑かれた人の特徴(集合知)
・「祓う」という言葉に対する奇妙な忌避感
・祓える人への無意識の拒絶
・普段は考えないような良からぬことを考える(放火、殺人など)
・焦げ付いている(受験、恋愛、出世、事業継続など)
・お風呂に入ったり寝る前など、浮くタイミングで同じ奴と遭遇する
・幻聴が聞こえる

■心的事故
・エネルギーフィールドに穴が開く
・愛の誤解

 まず、エネルギーフィールド(エヴァのATフィールドみたいなやつ。お茶最中に幾何学模様として目視できる)に穴が開く場合があります。お茶ではあまり報告はありませんが、ケミカルなサイコアクティブ物質を摂取した際によく発生するようです。
 穴が開いた場合、気力がそこから漏れだす、他人のエネルギーを喰らいやすくなる、変なやつに取り憑かれやすくなる、などの不具合が生じます。ポイントオブノーリターン(引き返せなくなる地点)の指標の一つで、これをやってしまうと現代科学では原状回復不可能です。ヒーラーさんにお願いして塞いでもらいましょう。
 目安としては、疲れやすくなった、人と話すと頭痛がするようになった、気合いを入れてもすぐに抜けていく、などあります。過去にサイコアクティブなものを試し過ぎた人は一回チェックしたほうがいいと思います。
 ちなみに自分は左耳の上らへんに穴があり、だだ洩れしてました。

 愛の定義の誤解については、各サイコアクティブ物質における人の性格に及ぼす影響とごっちゃになるパターンが多いようです。
 人が部族を形成するとき、この愛という言葉の定義の差によってなされるようです。そして、サイコアクティブ物質は愛の定義を更新する力があるように見えます。たとえば、

「愛とは(存在、状態)である」
 というbe動詞のような定義だと、敵や金勘定や性悪説を一切無視した部族を形成します。それは極めてシャンティですが、極めて有り難い(存在しづらい)ので、成り立たせるためには必要な資源の供給と悪い環境からの隔離がキーになってきたりします。もしそれが達成できたのならば、迷わずこの定義を採用すべきです。
 大麻がよくこの愛の定義を採用させてきますが、それを成り立たせるために必要な資源の供給が不足するという現象はヒッピームーブメントで直面した壁の一つです。
 ヒーリングを完遂し、一切の歪みなくこの定義を無謬で体現できた場合にのみ、どこからかそれを成り立たせるための資源が必要十分量舞い込むという現象が確認されています。人は有り難い物を見ると保護したくなる性質があるようです。

「愛するという言葉は動詞で、愛は意識して行う行為のことを指す」
 という定義だと、サラリーマンまたは職人のような部族を形成します。普段はタバコやコーヒーなどでドーパミンを出して心身を動かして働き、働いた後は喰らった悪いものを少量の酒で飛ばし、家庭に混じる時だけ愛するという行為を意識して行うようになります。
 こういうメンタルセットに持っていくサイコアクティブ物質は、前述の通りタバコとコーヒーと酒です。さらには環境やジェンダーロールも絡んできます。

「愛は依存または精神病である」
 という定義だと、モノアミン依存が考えられます。親からの理不尽な扱いや怒り、それらを愛だと誤認したまま成人した場合、怒り、焦燥、妬み嫉み、恨み、そういったものを無意識に愛と感じてしまう場合があります。アドレナリンやノルアドレナリンが絡むので、モノアミン依存と呼んでいます。これは素因が先にあるのでサイコアクティブ物質は特定のものはありません。しかし、睡眠薬のオーバードーズ、DMTの極多量摂取、咳止めの乱用などが表現型としてあるようで、さらにリストカット、首締め、SMプレイ、なども特徴としてあるようです。ただしこれらをする人のすべてがこの定義を採用しているわけではありません。

「愛は金である」
 裏社会の人の定義です。この定義を採用すると遅かれ早かれ裏社会に吸収されます。コカインやメタンフェタミンなど覚醒剤と相性が良く、快楽主義になりがちです。いわゆる魔境と呼ばれている環境がこれに当たります。

 他にも性行為やトンデモ定義などたっくさんあり、その数と同数の部族が形成されています。自分がどの定義を採用していて、どの部族に所属しているのかを、今一度確認しましょう。必要ならサイコアクティブ物質を使って別の定義に切り替えるか、ヒーリングするかしましょう。

■やめたほうがいい
・酔った状態で守護かけずに上昇

 そもそも上に行こうとしなければ会わないので、以上のことを心配することはありません。ジェットコースターに乗りたいだけの人は安全にジェットコースターに乗ればいいんです。
 それでも何かを求めて神秘体験を志す人は、信の置ける先達に監修してもらうか、またはきちっと周辺知識を身につけてからやりましょう。この分野は情報汚染がひっどいので、一つ一つご自身の目で確かめながら取捨選択をお願いします。

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