HPPD(Hallucinogen persisting perception disorder 幻覚物質による持続的知覚障害)という現象が報告されています。
これについての解説をする前に、こういう場合の「障害」という言葉の扱い方を説明します。
ADHDやアスペルガー症候群(現在はひとまとめにされ自閉症スペクトラム)という障害があります。
また、性同一性障害という障害もあります。
察しのいい方はここで何が言いたいか分かるかと思います。
ADHD的傾向をうまく利用してプログラミングや執筆活動で大成されている方もいるし、ゲイタレントが豪邸に住んでいて「生まれ変わってももう一回私として生きるわ!」というのもある話です。
要は使い方、とらえ方次第で、人と違うことは活用できる(可能性がある)ということです。障害、というと活用できない重荷を背負っているイメージが付きまとうから誤解されがちですけれども。
以上の前提で、HPPDを探っていきます。
簡単にまとめると、酔いのさめた後も光の粒とか雪っぽいのとかオーラやハローっぽいのが見える、というものです。
(以下wikiの翻訳から引用)
”HPPDはフラッシュバックとは異なる。フラッシュバックは一時的ですが、HPPDは永続的”
”HPPDに伴う多くの知覚的変化がある。この障害の典型的な症状には、物体を囲むハローまたはオーラ、動きのある物体に続く軌跡、色を区別することの難しさ、物の色合いの明らかなシフト、静的なものの動きの錯覚、粒状または質感のある空気(視覚的な雪、またはブルーフィールド内視現象)、物体の歪み、意識の高まり。HPPD患者が経験する視覚的な変化は均一ではなく、症状の種類と強度の両方に個人差があるように見えます”
”発症の原因となる可能性のある薬物を一度も使用していないが、HPPD患者と同じざらついた視力を経験した人は多い。”
――話者は一貫して障害というスタンスでこの現象を見ていますが、もしかして、これらは東洋医学でいうところの「気」や「オーラ」といったものを初めて体験した西洋人たちが戸惑って病気と診断しているのでは?
だとすれば、気功やオーラ視といった分野にこれらを使いこなす情報が蓄積している可能性が高いです。
もしこれらの技能(障害)を取得してしまった方のために、それら気功やオーラ視や整体や武術、あるいはヨガの専門家を招いてコントロールの仕方や安定のさせ方、オンオフの切り替え方などを、薬草研究会略して「薬研」という飲みの席で伝授しています。開催時期は不定期なのでメルマガなどでチェックしてください。
■どのくらいの確率で発生(発症)するの?
”カリフォルニア大学バークレー校のMatthew Baggottらは、Webベースの幻覚剤使用者調査で、HPPD様症状の発症が4.1%(2,679人のうち107人)の確率で起こっていることを発見。これらの人々は、薬物使用後に視力の問題を報告し、専門的な助けを求めるほど深刻であった”(ただし16000人以上がアンケートを無視したため、この確率は過大である可能性がある)
”幻覚剤を摂取した後にHPPDを発症する確率は不明である”
”ペヨーテを少なくとも100回は摂取していたネイティブアメリカンチャーチのメンバー500人の中で、HPPDは発症していなかったと指摘”
ただ、お茶会やMedi-teaなどの形ですでに1000人以上に飲ませましたが、お茶を飲んだだけで見えるようになった人は数えるほどしかいません。
以下はtransnautさんという探究者のツイートで、許可を得て転載します。(著者注:ただし自分の思考の記録用+他の人の発想につながればよいな、という程度で書いていて、あまり裏を取っていないので、その点ご了承ください、とのことです)
身体と世界の関係について:アヤワスカで現れるエネルギー流と姿勢の関係を例としてーーー
*エネルギー流とは、空間を風のように満たし流動する光の流れの上に、感情や体性感覚が共感覚的に重ねあわせられたもの。 pic.twitter.com/gqxcp5ogqS
— Kaji (@transnaut) May 14, 2017
アヤワスカセレモニーへの参加後、二ヶ月を経てその影響が完全に抜け切るまでの経過を一つの事例として書きとめておきます。こういう場合もあるよということで。ツイッターの文字制限が本当に私のライティングスタイルと合わないので、今後は画像で投稿するようにするかもしれません。 pic.twitter.com/CJKUAUAPu9
— Kaji (@transnaut) February 24, 2017